黒い空に浮かぶ憎しみと祈り
無作為に下した怒り
駄々をこねるように
いつまでも続く唸り声は頬を殴っては過ぎ去る
後頭部を貫きながら記憶を消していく
今だけが真実
この場所は地獄
寒さに耐えながら手の甲を探す
過去に受けた仕打ちをここに解き放とう いまから
死は距離を保ちながらも目を離さない
万華鏡の様に心は掴めなく揺れ動く
誰の物でもない自由は誰もが持て余している
計画通りに進まない
ん
あの頃は良かったなんてくだらない
ルーターの点滅がデーターを垂れ流し続ける
馬鹿と叩きながら世界を支配した気になる
無力感と孤独が狭い部屋を覆う
仮想空間は果てしなく広がり
壊死した脳内に新しい世界を埋め込む
生と死の狭間に金を落としながら
借りパクしたやつ氏ね